寂寞後 Ver. 2.00
- Ⅰ:「寂寞」は,あらゆる三世界に無差別的に含まれうるものでなければならない。
- Ⅱ:『寂寞後 Ver. 2.00』は強力なコンテナーであり,あらゆるものを (前掲作に合わせて) 格納できなければならない。
- Ⅲ:(Ⅱに付して)『寂寞後 Ver. 2.00』は,破綻や後天的な解釈さえも,そのままで認められたものとして許さなければならない。
- Ⅳ:(Ⅱに付して)『寂寞後 Ver. 2.00』は,ある面では,「寂寞」とあらゆる三世界の縮まった要図と言えなければならない。
- Ⅴ:『寂寞後 Ver. 2.00』は,それ自体を主な参照対象としなければならない。
- Ⅵ:(Ⅴに付して)『寂寞後 Ver. 2.00』は,累積した参照子の相互補完だけで成りたつことを理想とする。